モラハラ夫(妻)と配偶者を子供はどう見ているか?

モラハラ夫(妻)がいる家庭では、母子関係(父子関係)が難しくなる場合があります。子供が母親(父親)を信用できなくなるのはどんな時でしょうか?

①父親(母親)にはいつも萎縮して逆らわないのに、子供には「〇〇したのか?」「〇〇しなさい!」と命令し、口うるさい。強者にはへりくだるが、弱者には偉そうに上から命令する。人によって態度が極端に変わるのを子供が見ている。

②都合の悪いことがあると「お父さん(お母さん)に黙っていなさい」というように子供へ、父親(母親)に言わないように強要している。そして、「ママ(パパ)も言わないから」と秘密を共有し、共犯関係に子供を誘導する行為。

③母親(父親)が高額のものを買った時など、知人や親には「〇〇万で購入した」と嬉しそうに自慢しているのに、モラハラ夫(妻)に聞かれると、実際の金額よりも低い金額を伝える。母親(父親)が、モラハラ夫(妻)に気付かれていない物を隠していることを子供が知っている場合など。

④母親(父親)が子供へ普段言っているルールやしつけ、教育(ゲーム・ユーチューブの時間、食事マナー、服の脱ぎ着、靴を揃える 等)について、モラハラ夫(妻)が子供へ言っているしつけ、教育とは真逆の言動をしても、何も言わずに流していると、母親(父親)が言ったことは守る必要がないと子供は思います。また、何度もこのようなことが繰り返されると、母親(父親)のいうことは「従わなくてもいいもの」だと認識するようになります。

⑤モラハラ夫(妻)が子供を強い言葉で態度で萎縮させるようなことをした時も、間に入って守ったり抑制しようとすると、余計にモラハラ夫(妻)の感情を爆発させるからと母親(父親)が黙認していると、子供は「困っても助けてくれなかった。自分を守ってくれない。」と母親(父親)を信用しなくなります。

⑥モラハラ夫(妻)の愚痴を子供に言い、不満の吐口に子供を使うことをすると、自分のストレス発散のために自分を利用していると感じた時。

成長に伴い、子供は母親(父親)の誤魔化していることや、嘘を見抜き、相手によって言動が変わることに不信感を感じるようになります。そして、母親(父親)に対してモラハラ夫(妻)と同じように見下すようになる可能性があります。そうなると、いくら正しいことを伝えても言うことを聞かず、親子関係を築くのが難しくなる場合があります。

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