子供に執着するモラハラ夫(妻)

普段子供に対して愛情が薄い関わり方をしているのに、配偶者から「離婚」「別居」を告げられる、またはほのめかす発言が

あると、子供の習い事や学校行事に出席しては、「いい親アピール」を行い、他の父兄や先生に配偶者がいかに子供に対して

「親らしいことをしていないか」を切々と訴えることがあります。

例として

・子供をほったらかす

・精神的に問題を抱えている

・虐待をしている

・〇〇なものを食べさせている

といったことを周りに言う事で、パートナーの言っていることを信用させないように、「情報操作」「心理操作」をしようとします。

離婚問題に発展した時のことを考えて、また配偶者の思い通りにさせたくないが為に阻止します。

この様な言動の本質的な考え方にあるのは

◯自信がなくコンプレックスの塊

・「思い描く親としての理想像」に対して、心の中にある「親として何の取り柄のない自分」の姿が隠されている為、配偶者を間接的に攻撃することで自分を自己正当化し、周りの共感を得て自信を構築しようとしています。

 

◯常に誰かに評価してもらわないと不安を感じる

・自己評価が低い(表面的には虚勢を貼っていることもある為、周りは気がつかず)為、他人からどう見られているか?気になり、誰かが自分を評価してくれないと木の血が落ち着かない。

 

◯生きづらさを感じている

・弱気な部分があるが、他者からの評価が気になりオープンにできなく苦しんでいる。

 

と言った、内面の「歪み」が隠されていたりします。

 

この様な考えを持ったモラハラ夫(妻)に必要なサポートとして、ナチュラルな等身大の自分を受け入れられるような環境を

周りが作ることで、改善が見られるケースがあります。

配偶者としては、気持ち的に大変かもしれませんが、モラハラ夫(妻)の言動に対して、否定するのではなく「そんなことをしなくても、あなたは価値のある人間である」と受け入れてあげられるようになると、モラハラ夫(妻)は「自分を認めてくれている人」と配偶者を認識し、問題行動という選択を少しずつ手放す可能性が出てまいります。

・傾聴:言った言葉にフォーカスするのではなく、「何を考えてその言葉を選択しているのか」を考えながら聴く

・支援:モラハラ夫(妻)ができない事に対して、サポートする

・励ます:勇気づけする 例)「あなたならできるよ」と言った声がけ

・尊敬する:感謝の気持ちを持ち、言葉で伝える

・信頼する:今はできなくても、いつか出来る様になると信じて待つ

・受け入れる:人間だから、出来不出来はあって当然という気持ちで関わる

・意見の違いについては交渉する:モラハラ夫(妻)が感情的にな態度で捲し立ててきても、こちらは冷静に対処する

上記の関わり方は、「内的コントロール」という、人間の欲求を満たしやすい関わり方なので、どのように関われば良いかわからず、お困りの方は参考にしてみてくださいね。

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