妻(夫)と喧嘩になる話し方

ご夫婦の相談で皆様がよくおっしゃるのが、

・妻の言い方がキツい

・言い方がカンに触る

・あんな言い方しなくてもいいのに

など、話しの内容というよりも、夫婦間での言い方に不満をお持ちの方が多くいらっしゃいます。

人間は相手から「あなたは、どうして〇〇するの!」という加害者、または犯人を取り調べするような、話し方をされると感情を乱されます。

何かしらの不平不満があるとついつい人間は、このような話し方になってしまいますが、この話し方は相手から反感、反発が生まれます。

相手のプライドや感情が傷つき、自分を守る為に言葉で反論してきます。

ではどうすればいいか?

パートナーである夫や妻に言いたいことがある時は、「あなたは、何で〇〇なの!」

と言いたいところを一旦押さえて、

「私(俺)は〇〇という風に思います。」

という言い方に変えてみましょう。

これを、「愛(アイ)メッセージ」といいます。

※YOUをIに変えるので、アイメッセージと言います。

●ポイント

必ず主語を「私(俺)」にする。

「私(俺)」+「出来事」+「こう思った。(こう感じた)」の順番で妻(夫)に伝えます。

大事な事はパートナーである妻や夫(二人称)を否定したり、注意したりせずに、自分の感情や気持ちを伝える事です。

例として、

・あなたは毎日何で仕事で帰りが遅いの!

→私は、あなたの帰りが、遅くて寂しいわ。

・あなたは私の話しを聞いているの!

→私はあなたともっと話しをしたいわ。

・君は、俺に対して厳し過ぎないか!

→俺は君から、もっと優しくして欲しいんだよ。

アイメッセージは、自分の感情や要望を伝えながらも、決してパートナーを否定したり非難する言い方にはならないので、パートナーである夫や妻は冷静に聞くことができ、自分の感情や気持ちを、理解しやすいといった利点があります。

夫や妻を怒らせるつもりではないのに、何故か喧嘩になってしまい困っている方はぜひ試してくださいね。