相談に乗ってもらっていた相手といつの間にか疎遠になっている

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カウンセリングに来る方から、『仲がいいと思っていた相手に避けられていると感じる』とご相談を受けることがあります。

よくよくお聞きすると、その仲の良いと思っていた相手に愚痴や不満をよくこぼしていたと言うことでした。ではなぜ、避けられていると感じるような行動を取ったのでしょうか?

僕たちの心の中に大きなコップがあって、愚痴や不満を我慢していると、みるみるうちにそのコップに不愉快なものが溜まり、そのうち溢れてしまい収拾のつかないことになってしまう。このようなイメージを持っている人がいるのではありませんか?

この愚痴や不満を言いたくなる時は、『やりたいこと』と『現実に起こっていること』にギャップを感じている状態が心の中にあります。このような状態の時に人間は、このギャップを埋めるために何か行動をしなければならない心理状態になります。

つまり、愚痴や不満を言うことでコップの中に溜まったものを外に出せるとイメージして、他者に吐き出しているのではないでしょうか?

しかし、冷静に考えてみると、愚痴や不満をこぼすと言う行為を行なっても、『やりたいこと』と『現実に起こっていること』のギャップを埋める本質的な行動として効果はありません。愚痴をこぼしてもやりたいことはやりたいですし、不満を言っても現実に起こっている問題は解決しません。

ではなぜ、多くの方達が『愚痴や不満を言ったほうがスッキリする』と思っているかというと、他者から『その通りだよね』『それはあなたが正しい』と自分のイライラを認めてもらうことで、他者承認欲求が満たされるからではないでしょうか?

ここで、考えていただきたいのは、愚痴や不満を聞かされる方は心理的にしんどく負担がかかると言うことです。愚痴や不満を伝えても良好な人間関係が保たれるとしたら、その愚痴や不満を伝えても楽しかったり嬉しかったり感謝するを共有する時間のほうが、余りあるほど感じていうと他者が感じている時に限定されてしまいます。

ただし、人間どうしても心の中にある愚痴や不満を人に聞いてもらいたい時はあるはずです。どうしても愚痴や不満を聞いてもらいたいと思うのであれば、相手の方の心が『快』になるような関わり方を意識するようにすれば、良好な関係を継続できると考えら得ます。

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