親子の精神的なつながり

言い争いの絶えないご夫婦をカウンセリングしていて、どうしてもどちらか片方の感情が落ち着かないというケースがあります。

基本的に感情コントロールが上手く出来ない方の本質的な原因として、自己概念の低下つまり自信の低下があります。この場合、パートナーをコーピングして日常生活で承認欲求を満たす関わりを意識的に行っていただく事で、気持ちが落ち着き、そして気持ちに余裕が出て相手に対する責め心や、攻撃する気持ちが低下していくものです。

ただし、いくらご本人、パートナーが頑張っても変化があまり見られない場合がございます。

その場合、ご両親との関係性の問題が考えられます。

いくつになっても親子の縁は切れる事は無く、ママの精神が不安定だと幼い我が子の精神も不安定になるように、何歳になっても実の親の精神が不安定だと影響が出てしまうという事があります。

例えば父親のモラハラにより母親の自己概念が低下し、自信が喪失して娘である強く当たるなどが考えられます。

こういう場合、少し両親と距離を空けるよう妻に伝え、両親の問題は両親の課題であり、妻には抱え込まなくても大丈夫といった関わりが必要になります。

とは言っても娘としては、大好きな両親に良好な関係性を築いて欲しいと思うことは、自然なことなので、娘さんが前向きになれば、自然とご両親も少しずつよい関係になって行くと理解していただくことで、皆んなが幸せってになっていきます。

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