境界性パーソナリティー障害の妻への関わり方②
前回は「境界性パーソナリティ障害について」解説いたしました。
今回は、「境界性パーソナリティ障害の奥さまの言動・行動」について解説していきます。
境界性パーソナリティ障害を持つ奥さまは、旦那さまに対して攻撃的な言動をとったり、仕事や日常生活に支障をきたすような関わり方をする場合があります。
・頼みごとをしたら急に激しく怒り出した
・ささいなことで浮気や不倫を疑われ、強く問い詰められる
・暴言を吐いたり、殴ったりしてくる
・「死にたい」「自殺したい」とほのめかしてくる
・「自分も浮気や不倫をしようか」など、嫉妬させようとしてくる
・女性の連絡先をすべて削除するように言ってくる
・常に誰とどこにいて、何をしているのか把握しようとしてくる など
上記のような関わり方をしてくるために、精神的にまいってしまったり、疲労がたまってしまったりして、心を病んでしまう旦那さまも少なくありません。
境界性パーソナリティ障害の奥さまは、孤独感や「見捨てられることへの不安」に対し非常に脆く、旦那さまの中で「普通のこと」と思っていることに対しても過剰に反応してしまいます。
奥さまの言動や行動に対し、人格障害のために、本人もコントロールできなくなっているのだということを理解してあげなければいけません。
ただし、分かっていても受け止めきれず、心が疲弊してしまうこともあります。
その場合、奥さまとの関わり方を考え直すためにも、まずは旦那さまのメンタルを整えなければなりません。
次回のコラムでは、境界性パーソナリティ障害の奥さまへの関わり方と、旦那さまの心の持ちようについて解説いたします。
境界性パーソナリティ障害について知りたい方、奥さまを支えたい方、関り方に悩んでいる方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。
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