アダルトチルドレンには色々な特徴を持った方々がいます。

ここでは、アダルトチルドレンの代表的なタイプをお伝えします。

①ヒーロータイプ

勉強、スポーツにおける他者からの評価成績を重視します。周りからは、年齢の割に精神的に成熟している、またはしっかり者と評価されることがありますが、それは自分の為ではなく親や周りの大人からの評価を下げないようにする為、または家庭内の雰囲気が悪くならないようにする為など、ネガティブな意味がそこには隠されております。

②スケープゴート（犠牲者）タイプ

ヒーローとは真逆の問題行動、著しく低い成績を取り、家族の中で敵やヒール（悪者）の役に徹します。

家族内の恐れ、不安、怒り等のネガティブなかんしを一点に集めることにより家族内の調和を図ろうとします。

③ロスト・チャイルド

本来の個性や感受性や主張に自分でふたをして、なるべく気配を消して家族と関わらないように努める子供の事です。

感情にふたをされる言動を親からされ続けてきた子供は、少しずつ自分の心を表に出さないようにします。その方が安全に生きられると本能的に感じるのです。

④世話役

子供でありながら大人を含めた家族の世話、不平不満を聞いて励ますなど、極端なほど家族のサポートを行います。そのやり方は自分を犠牲にしたやり方であります。

家事を疎かにする親に代わり家事をする、育児をしない親に代わり兄弟のお世話をします。また、自分のことは後回しにしてまでも、尽くそうとします。機能しない親の代わりに家族が機能するように最善の努力をします。

⑤道化師（ピエロ）タイプ

深刻な雰囲気にあえてふざけたり、笑いを取ったり、明るく元気に振る舞う事で、暗い空間を明るくしようと努めるタイプです。

このタイプは過剰な程他者の顔色を伺い、また空気を察する事で、険悪な雰囲気にならないよう常に気を張り、精神的に不安を抱えてビクビクしております。

このような努力は遅かれ早かれ上手くいかなくなるものです。そうなると子供の精神は異常をきたしてしう事もあります。

子供は本来、甘えられる場所、安らげる場所があり成熟した大人になってまいります。

皆様の子供時代の環境は甘えられる場所、安らげる場所でしたか？

または、皆様のお子様の環境は甘えられる場所、安らげる場所でしょうか？

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