夫婦仲がこじれると夫に対して敵対心を抱く様になり、夫に敵意を抱く自分が嫌になり、夫と関わることで、自分の中にネガティブな感情が出てきてしまう恐怖感をどうにかしてほしい、という奥様の相談を受けることがよくあります。

人間は相手に敵意を抱くと、敵意を抱く側も、抱かれる側も強いストレスを感じます。

むしろ、抱く側の方が強くストレスを感じます。

人間は、本来1人で生きていくことは難しく、他人や家族と何かしらの繋がりを持って生きております。また、繋がりがないと生きていくことが困難になってまいります。

したがって、自分以外の人間に敵意などのネガティブ感情は、自分を孤独にすることであり、生き辛さに直結してきます。

だから、人に対しての敵意や敵対心は強いストレスに繋がるのです。

妻が夫に対しての敵意や敵対心の本質は、夫や自分に対しての不安、恐れ、恐怖、悲しみなどの一次感情からきております。

敵意や敵対心が強く表に出る場合は、それだけの強い一次感情が根底に潜んでいます。

逆を言えば、原因となっている一次感情を解決することが出来れば、敵意や敵対心を夫に抱くことなく、良質な夫婦関係を築くことが出来て、穏やかな夫婦生活を送ることが出来るのです。

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