怒りの原因

 

カウンセリングを受けてくださる方から

抑えられない怒りを何としてほしいと

ご依頼をいただきます。

逆に、重い鬱傾向にあると、感情が表に出て来辛く、

仮に出てきてもよくわからずに、

ただ涙が出てくるといったしんどい状態になります。なので、

怒りはすべてが悪いというわけではなく、

怒りという感情が出ているという事は、

次のステージに上がる過程という考え方も出来るわけです。

親に対する怒り、

自分に対する怒り、

会社や同僚に対する怒り

など、怒りの原因と思われるものは色々ありますが、

自分の気持ちを立て直していくにあたり、

問題と思われる原因や災いとなっている事象に対して、

今いる位置から心理的に離れていく手段として“怒り”が現れるのは、

自然なことかもしれません。

やがて、怒りの感情が落ち着いて、

気持ちが楽になれればカウンセリングもゴールに近づきます。

まれに、怒りの感情が落ち着かないクライアントさんも中にはいます。

そんな時は、怒りを持ち続けることは、

クライアントさんにとっても大きなストレスであるという事を学んでいただき、

カウンセリングを行います。

少しずつ、怒りの対象に対して別の解釈ができるようになってきます。

そして、事実に対して感情的にならず、受け止めるようになってきます。

今度は、

怒りの感情から、悲しみ、寂しさ、不安といった感情が湧き起こってきます。

怒りの感情の根本には悲しみや寂しさ、不安があるという気付きが生まれてきます。

これを一次感情といいます。

怒りの感情に対しての一次感情が何か分かるようになると、向き合い方がわかるようになってきます。

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