男性と女性のどちらがうつ病になりやすい?

人間関係の複雑化やSNSの普及によって増えてきている精神の病気。その中で、多く見られるのが

うつ病です。

 

現代人の多くが感じている現代病と呼ばれるうつ病、特に要因と考えられるのが、ストレスの急増でしょう。

働いている比率の多い男性の方が、うつ病になりやすいと思っている方がいらっしゃるようですが、

仙台メンタルハートフルラボへ相談に来られる方の中に、精神科で「うつ病」と診断を受けていらっしゃる方や、身体的肉体的に症状が出ている男性がおいでになられます。

 

一般的な、うつ病は男性になりやすい、ということは、世間的な先入感に過ぎません。

統計的には女性のほうがうつ病にかかりやすいと思われます。

 

うつ病及び、精神障害の患者数は約120万人とされています(厚生労働省平成30年)。

データの内訳を確認すると、「うつ病になりやすいのは女性のほう」ということが理解できます。

 

全国の患者数約120万人のうち、6割を女性が占めております。

 

実に、男性患者の1.8倍に値する数字と言えます。

社会の複雑化やスピード化によって急増している心の病。そのなかでも特に多く見られるのが「うつ病」です。

 

現代が「ストレス社会」と呼ばれる大きな要因と言えるのが、この「うつ病」の急増でしょう。

 

世間的にうつ病というと、「男性がかかるもの」といった先入感を感じているようです。

女性の中でも特に働いている人はうつ病にかかりやすいと言えるでしょう。

職場の人間関係、業務上のストレスだけではなく、古くから男尊女卑的なストレスがあり、また出産、育児、生理など。

また女性には、更年期になると、ホルモンのバランスが崩れ、様々な心身の疾患に繋がり、それがストレスになる傾向にあります。

ストレスにより最初に症状があらわれるのが不眠です。

不眠で起こる睡眠不足により、さまざまな心身の不調が起こります。

睡眠とは、人間が生活するうえで基本的なものであり、これが十分でないと、心身の不良になります。

一般的には、無気力、無関心、無表情などといった、初期の症状が出現されることがあります。

もっと酷い例でいうと、家から出ることが出来ない、出勤出来ないということもあります。

結果、ストレスというものは、上手に付き合わなければ、幸せとは真逆の人生を歩むことになります。

また、女性はうつ病になりやすい傾向があるので、ストレスに対してより慎重にならなければなりません。

 

「いつもと何だか違う」と気になることがあれば、心のサインです。

または、「疲れがとれないな」「効率的に仕事が出来ないな」「人と会うとやたらと疲れる」と感じた場合も我慢せずにカウンセリングを受ける事をお勧めします。

カウンセラーが、あなたの心身が元気になるお手伝いをさせていただきます。

離婚、離婚届、モラハラ、暴力、アンガーコントロール、DV、性格の不一致、別居、セックスレス、復縁、連れ子、不倫、イライラ、暴言、夫婦関係などのご相談にのります。

 

前の記事

極性の法則