話を聞けない夫、話を聞ける妻

『夫が話を聞いてくれない』『会話が続かない』『妻の話を聞いていると疲れる』『まわりくどい』など夫婦の会話の問題でご相談にいらっしゃる方がカウンセリングによくいらっしゃいます。この男女の会話に対する違いは脳の側頭葉にある『ウエルニッケ言語中枢』(相手の言葉を理解する場所)の脳神経細胞が女性は厚いので、多くの話を聞く容量があり、沢山の情報を受け入れることが出来ますが、男性はこの神経細胞が少ないので、1度に沢山の話を聞けない構造になっております。

したがって、結論になかなか辿り着かないような話しや、話題があちこち行くような女性の話を聞くと、夫は疲弊してしまいます。そして、男性脳は1度に余分な言語情報が入りすぎないようになっている為に、1つのことに夢中になり、奥様が話しかけても気がつかないくらいに、集中する能力が高いのも特徴です。

一方で男性の方が話に対する『勘』が鋭く、声質、テンポ、イントネーションなどの要素をプロソデイーと言いますが、これは右脳で処理しているため、男性は口数が少なくても、話の勘は良く、相手が言わんとする話の本質を意外と汲み取っているのです。

このように男女で脳の構造の違いからくる、会話の違いがあるということを気にしながら会話すると、必要以上に相手に期待することがなくなるのではないでしょうか?

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