自己愛性パーソナリティ障害の夫への関わり方①

「自己愛性パーソナリティ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

自己愛性パーソナリティ障害は「パーソナリティ障害」の一種であり、人間関係や他人とのコミュニケーションに支障が出てしまいます。

 

自己愛性パーソナリティ障害は、夫婦にとっても大きな問題となります。

今回から3回に分けて「自己愛性パーソナリティ障害の夫への関わり方」を紹介していきますので、参考にしてください。

 

1回目の今回は、自己愛性パーソナリティ障害がどのようなものか解説していきます。

 

自己愛性パーソナリティ障害とは、プライドや自尊心が必要以上に高く、自己中心的な考え方をしてしまう性格の障害のことです。

 

自己愛性パーソナリティ障害の方は、以下のような特徴を持ち合わせています。

 

・誇大性や優越感

・賞賛されたいという欲求

・共感性のなさ

 

誇大性や優越感とは、自分が「特別な存在である」「他人より優れている」というイメージを持っていることであり、いわゆる「マウントを取る」ような言動が現れる元となっています。

 

そして、特別な自分は「人に褒められて当然だ」「他人から責められるはずがない」という思考になり、ミスを指摘されたり否定されたりすることで、簡単に傷つき怒りやすくなるのです。

 

さらに「自分を中心に世界が回っている」と捉えてしまうため、他人への思いやりを持つことができず、トラブルが起こりやすくなってしまいます。

 

つまり、自己愛性パーソナリティの方は「自尊心」「自己肯定感」が異常に高いといえるのです。

 

自分を認める心、自己愛は誰もが持っており、精神を安定させるのに大切な要素です。

しかし、高すぎる自己愛心は他人とのコミュニケーションを難しくし、社会に身を置くことへの障害となってしまいます。

 

友人や夫婦、パートナーとの関係性も壊してしまうため、本人も関わる側も、コミュニケーションの方法を理解しておかなければいけないのです。

 

次回は自己愛性パーソナリティ障害の夫に対する関わり方を詳しく見ていきます。

自身の自己愛性パーソナリティ障害や、夫の自己愛性パーソナリティ障害に悩む方は、ぜひ以下のURLからお気軽にご相談ください。

 

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