離婚による子供への影響

離婚が頭に浮かんだ場合、お子さんがいらっしゃる親子さんは、我が子の存在を考えるでしょう。

離婚を考える場合、親としては子供が自分の意見を言いたくても言えないという前提がありことを理解しなければなりません。

また、成長過程にある子供が離婚によって受ける精神的なダメージも考えた上で、決断しなければなりません。

1.誕生〜1歳半

他者に対する信頼感及び自分自身に対する、自信、自己受容感(自分は他者から信頼され、愛されるべき人間であるという自分に対する思い)この感覚により、その後の精神的な自己成長につながる為、この部分が成長しないと長期間にわたりマイナスな影響が出ると言われています。多くの場合、母親が親権を持ち直接的な育児をする事が多く、妊娠中から続く夫婦間の不安定さからくる怒りが赤ちゃんを愛せないという悪い影響が、出る場合があります。

2. 1歳半〜3歳

突然、母親や父親がいなくなり、精神的にショックを受け、寝ている間怖い夢を見る、音や振動に過敏になり物音に過剰に怖がる、不安や恐怖に顔を引きつる等、メンタルが不安定なります。また、成長過程において、親とぶつかる時期にある為父親の存在が、大きく重要になってまいりますので、出来るだけ父親と合わせる配慮が必要になります。

3.3歳〜5歳

自己中心性が高い時期なので、離婚したのは自分が原因だと考え、また自分自身の行動や考え方によって、出て行った親が帰ってきてくれるのではないか?と、大人から見ると頭を自分で叩くなどの問題行動をおこない、親の注意を惹こうとします。

どうしようもない理由により、離婚という選択しかない場合は子供が片方の親がいなくても、周りの大人が子供が安心出来るように充分な愛情をかけてあげる事、またいつでも離れることになった親と会える事を子供にわかるような言葉で、伝えることが必要です。

 

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