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不登校や休職でカウンセリングに来られる方々は、社会に身を置く中でさまざまな悩みを抱えています。

人間関係が上手くいかないこと、学業や業績の不振、他人の目を気にしすぎてしまう等…

中にはいじめやパワハラなどにより、強いショックを受けたことが原因の方もいるでしょう。

不登校や休職から学校や社会への復帰は、心に相当の負担をかける場合があります。

過去に「行きたくない」「嫌だ」と感じた場所にもう一度身を置くのは、非常に勇気がいることだと思います。

ですが、「行かなければならない」と自分に言い聞かせる必要はありません。

そして、ご家族も

「行った方が良い」

「行かなければダメだ」

と急かすことはありません。

無理に気持ちを誤魔化して復帰することはなんの解決にもならず、また休んでしまうことになりかねないからです。

大事なのは

「行かなければならない」ではなく

「行きたい」

と思えるようになることです。

そのためには、学校や会社に行くことが、自分にとってどんな意味があるのかを考える必要があります。

学校に行くことで、自分が将来したいことのために勉強ができる。

会社に行くことで、自分の夢を叶えるためのお金を貯められる。

目的や目標はさまざまですが、

学校や会社に行くための理由があれば、

不登校や休職から復帰できるきっかけになります。

もちろん、そう考えるまでの心の休息期間は必要です。

また、「行きたくない」と感じた原因に対処するには、周りからのサポートも必要となります。

学校に行かない期間や休職中の時間を使って、自分が「行きたい」と思える理由を見つけましょう。

ご家族の方は無理をさせるのではなく、ぜひ暖かくサポートしてあげてくださいね☺️