「些細なことでついカッと(怒って)なってしまう」

「些細なことでついカッと(怒って)なってしまう」

「(妻or他人)から何か言われると、ついカッとなってしまう」
「ほんの些細なことなのに、人にキツく当たってしまう」

カウンセリングをしていると、このような相談に来られる方が何人もいらっしゃいます。
怒りをコントロールしたい、カッとなる癖をどうにかしたいというのは、決しておかしな悩
みではありません。

生活している中で抱く「悲しい・寂しい・虚しい・心配・不安」といった感情が大きい方
は、心のキャパシティがギリギリの状態が常に続いてしまいます。

その状態に更に負の感情を感じることで、怒りとなって爆発してしまうのです。

コップ一杯に水を入れた状態を思い浮かべていただくと分かりやすいでしょう。
表面張力が働くほど水を注いだコップに、さらに水を注げば溢れてしまいます。
常に表面張力が働いている状態の方は、怒りをコントロール出来なくなってしまうのです。
怒りの感情をコントロールするためには、自身の心の状態を把握し、怒りのもとになってい
る感情を知ることが重要です。

怒りの原因となっているのはどの感情なのか。その感情を抱いているのはなぜなのかを把握
することで、怒りの感情に変わるのを防ぐことができるでしょう。
「悲しい・寂しい・虚しい・心配・不安」といった感情は一次感情と呼ばれ、「怒り」は
二次感情と呼ばれています。

怒りが出現する背景には一次感情の存在があり、一次感情が積み重ならないようにすること
で怒りをコントロールできます😆

怒りやすい性格を直したい方は、元になっている一次感情に目を向けてみると良いでしょう😊