無関心なことに興味を持たせる方法

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未完了にしておくと記憶に残りやすくなる

『人は完了した作業のことはすぐに忘れるが、完了していない作業のことはいつまでも気になって忘れられない』

これを『ツアイガルニク効果』といいます。

説明すると『全てを終わらせる』『完了させる』『全て公開する』よりも、説明の途中で『続きは後ほど』や『パート2に続く』とか『明日教えるね』といったように、相手が知りたい情報を全て伝えずに、未完のままにしておくと、人間は興味を持ちやすくなります。

これは、『人間は目標に向かっている時は緊張感が持続しやすいが、目標達成すると緊張がなくなる』という人間心理について実証した理論です。

これを例えば

・職場で部下が仕事を覚えられないといった場合

全てを教えるのではなく途中まで教えて『あとは自分で考えてやってみて分からないことがあったら聞いてね』

と言った方が、結果興味を示しやすく自分で調べたりやってみたりしやすくなるので、結果が出やすくなります。

・子供が勉強に集中できない場合も

ある程度、勉強に向き合わせきりの良いところのちょっと手前までやらせたら『ちょっと遊んでおいで』と言うと、遊んでいる最中も頭の

どこかで勉強の続きが気になり、再開した時に集中しやすくなります。

このように全てを教えたり、やらせる方法ではなく中途半端にしておくことのほうが本人のモチベーションが継続させることが

可能になったりします。

今までの伝え方、教え方でうまくいかないと感じたら試してみてください😊